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今の日本経済はいかに

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今の日本の経済は、悲観すべき状況なのか。
それとも楽観すべき状況なのか。

普通に新聞やニュースを見ていれば、当然のことのように悲観的にならざるを得ない。
でも、新聞やニュースというものは、いつも悲観的な論調で不安を煽る存在だから
そのまま脳天気に受け入れるという訳にもいかない。

最近読んだ2冊の本が正反対の論調で面白かった。
1冊目は、藤巻健史「マネー避難」(幻冬舎)。
2冊名は、増田悦佐「日本と世界を揺り動かす物凄いこと」(マガジンハウス)。



藤巻氏は、藤巻兄弟のお兄さんの方で、カリスマトレーダーとして有名な方。
藤巻氏は、国債のデフォルトによって、いずれハイパーインフレがやってくると見ており、今のうちに、資産の一部を外国へ逃避させてリスクヘッジしておく方がよいと勧めている。しかも、東北の震災で、その時期が早まったと見ている。つまり、現状、そして近い将来の日本経済について、かなり悲観的に見る立場である。

一方、増田氏を私は存じ上げないが、著者紹介では経済アナリストとなっている。
増田氏は、様々なデータを上げて、日本経済の健全さを説明している。
特に、「世界経済史上、40年以上にわたり、自国通貨が上昇し続けたにもかかわらず、貿易黒字体質がビクともしなかったのは、古今東西、日本だけである」という指摘は、日本人としては、なんとも頼もしく嬉しい指摘である。

たしかに、円高で日本経済がおかしくなるのであれば、とっくにおかしくなっていなければならない。1ドル360円の時代から見れば、1ドル75円の現在は実に4倍以上の円高状態である。数年前の1ドル120円と比べても2倍近い。それでも日本企業は国際競争力を失っていない。むしろ、円高が日本製品の高付加価値化を加速させ、日本企業をより強くしていると考えるべきではないか。

日本という国は、戦後、何十年にもわたって逆境をたくましく生き抜いてきた国ではないかという気がする。
その日本が、今後も様々な逆境を乗り越えていけるのかは、神のみぞ知るというべきであろう。

ハイパーインフレを予測する藤巻氏の見方は、とても常識的でオーソドックスなもののように感じられる。
そして、資産の一部を外国へ逃避せてリスクをヘッジするというのも当然の対処法であろうと思う。
そうであったとしても、その通りに、自分の資産のことだけを考えている人間が増えれば増えるほど、
そして各人の資産が安全になればなるほど、
日本という国全体としては、逆境に弱い国になってしまうのではないかと心配になる。

今後、この国が逆境を乗り越えていくのに、私も微力ながら貢献したいものである。



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